「ブゥ~!」100連発!!!
2009年 04月 29日
4月26日(日)スカイパークへ行った
参加者:おとう一家、ジャガー一家、兄貴親子の9名
この日は強風で気温も低く小雨交じりという中々の悪コンディション
それでも多くの家族連れが飛行機を見にきていた
あまりの寒さに嫁とまあちゃんは車中へ避難
プチハイキング目当てで朝早くからお弁当を作り持参していたのでせっかくだから食べて帰ろうということになり少しでも風の当たらない壁際で9人張り付き「寒い寒い!」と言いつつもおにぎりをほうばる
その中でも一番テンションが高かったのはけえとボツ
乗り物が大好きで飛行機が視界に入ると
「ブゥ~!」
飛行機の離着陸が途絶えると遙か彼方に留まっている飛行機をめぇいっぱい指差し
「ブゥ~!!」
モノレールが通ると
「ダンドン!!!」
飛行場内を走る車には
「パーポーパーポー!!!!」
と、それはもう賑やかでした・・・
今度行く時は晴れた日にのんびり行こうな
Sくんと飛行場へ続く
☟ 皆の投票で46位❤→←一日一押しありがとネ
Sくんと飛行場
飛行場に来るとSくんを思いだす
おとうとは小学校5,6年の時の同級生
Sくんは障害をもっており「あ~う~」としか喋れない
でもクラスの中で一番大きく誰よりも力持ちで皆の人気者だった
Sくんは乗り物が大好きで休みの日でも踏切でSくんのおとうさんと電車を見ていた
学校では急に姿を消し、校内放送で
「Sくんがいなくなりました 皆で探して下さい」と流れ授業中止で捜索することも度々で
逃走して行きつく先は、99%飛行場付近の土手
(一度だけ電車に乗り込み遠くの地で補導されてたが・・・)
お気に入りのその土手は飛行機が着陸する際、頭の真上を飛んでいき
その迫力はスカイパークから見る飛行機とは比べものにならないほどスゴイ
Sくんは体を横に大きく揺らし飛行機を眺めていた
中学になると離ればれになった
Sくんが養護学校に進学したからだ
踏切でSくんを見かけた
「Sく~ん!」と呼ぶとギュッと力強く手を握ってくれ、一緒に電車を見た
数ヶ月後Sくんは風邪をこじらし天国へと旅立った
きっと今でも雲の上から大好きだった電車や飛行機を見下ろしているに違いない
そして20年経った現在でも飛行場へ行くたびに、ぼくの心の中で体を大きく揺らしながら飛行機を眺めているSくんがいるのである
by otoutomaatyan
| 2009-04-29 01:34
| おとう日記